ハードウェア 世界を変えた計算機 エニアック
- エニアックの誕生1946年、アメリカ合衆国ペンシルベニア大学にて、歴史的な計算機が産声を上げました。その名は「エニアック」。第二次世界大戦の最中、激化する戦況の中、弾道計算を高速で行う必要性が高まり、その軍事的要請に応えるべく開発が進められたのです。プロジェクトの中心人物は、ジョン・モークリーとジョン・エッカートの二人でした。彼らの指揮の下、当時としては想像を絶する規模で開発が進められました。完成したエニアックは、17,468本もの真空管を使用し、その姿は圧巻の一言。重さはなんと30トン、設置面積は167平方メートルにも及び、まさに巨大な計算機の誕生でした。エニアックの登場は、単なる計算機の誕生に留まらず、その後のコンピューターの歴史を大きく塗り替える画期的な出来事となりました。戦争という厳しい時代背景が、皮肉にも科学技術の進歩を促し、エニアックは現代コンピューター社会の礎を築く重要な役割を果たしたのです。
