その他 PM理論:リーダーシップの二つの側面
- PM理論とはPM理論は、1964年にアメリカのミシガン大学の研究者たちによって提唱された、リーダーの行動に焦点を当てた理論です。この理論は、リーダーが組織の中でどのような行動をとるのかを観察し、その行動パターンによってリーダーシップのスタイルを分析しようとするものです。PM理論では、リーダーの行動を大きく二つに分けて考えます。一つは「目標達成」行動で、これは組織が設定した目標を達成するために、リーダーがどれだけ積極的に行動するのかを表しています。具体的には、仕事の指示を明確に出したり、計画を立てて業務を遂行したり、責任を持って仕事に取り組む姿勢などを指します。もう一つは「集団維持」行動で、これは組織のメンバー間の良好な関係を築き、働きやすい環境を作るために、リーダーがどれだけ配慮しているのかを表しています。これは、メンバーに対して敬意を払い、信頼関係を築き、コミュニケーションを密にすることで、チームワークを高める行動などを指します。PM理論では、この「目標達成」と「集団維持」という二つの行動軸を組み合わせることで、リーダーの行動パターンを4つのタイプに分類しています。そして、それぞれのタイプにはどのような特徴があり、どのような状況下で効果を発揮するのかを分析することで、より効果的なリーダーシップのあり方を考えるための指針を提供しています。
