機械学習 予測精度を測る MADとは
- MADとはMADは「平均絶対偏差」の略称で、英語ではMean Absolute Deviationと表記します。これは、あるデータ群における、予測値と実測値との間の差(偏差)の絶対値を平均した値です。つまり、予測モデルが現実のデータと比べて平均的にどの程度ずれているのかを示す指標と言えます。MADは、平均偏差や絶対偏差と呼ばれることもあり、主に予測モデルの精度を評価するために利用されます。MADの値が小さいほど、予測値と実測値のズレが小さく、予測精度が高いことを意味します。例えば、ある商品の売上予測モデルがあるとします。このモデルを使って、ある月の売上を予測した結果、MADが10だったとします。これは、予測値と実際の売上の差が平均で10個分あることを示しており、MADが5のモデルと比べると予測精度が低いと言えます。MADは、計算が容易であるため、手軽に予測モデルの精度を評価できるという利点があります。しかし、外れ値の影響を受けやすいという欠点も持ち合わせています。そのため、MADだけで予測モデルの良し悪しを判断するのではなく、他の指標も合わせて総合的に判断することが重要です。
