画像認識 身近にある画像認識:バーコードの技術
- バーコード誕生の歴史一見すると最新技術のように思える画像認識ですが、その歴史は意外と古く、1940年代にまで遡ります。その先駆けとなったのが「バーコード」です。バーコードは、黒い棒と白い空白の組み合わせで情報を表現し、それを機械が読み取ることで、数字や文字を認識できるようにした技術です。バーコードの誕生は、1948年にアメリカで始まりました。スーパーマーケットの経営者から、レジでの精算をより早く正確に行いたいという要望を受け、ドレクスラーとシルバーという二人の技術者が考案したのが始まりです。彼らは、情報を表現するために、細い線と太い線を組み合わせたコードを考案し、特許を取得しました。しかし、当時の技術では、このコードを高速で読み取るための装置を作ることは非常に困難でした。そのため、実用化には至らず、しばらくの間、バーコードの技術は日の目を見ることはありませんでした。状況が大きく変わったのは、1960年代に入ってからです。レーザー技術やコンピューター技術の発展により、バーコードを高速で読み取ることが可能になりました。そして、1973年、アメリカのスーパーマーケットで、初めてバーコードが導入されました。この画期的な技術は瞬く間に世界中に広まり、現在では、商品の販売管理や在庫管理など、様々な分野で利用されています。バーコードは、私たちの日常生活に欠かせない存在となっているのです。
