NLP AIの基礎知識:トークンとは?
私たちが日常的に使用している言葉は、メールや記事、書籍など、様々な形で目にします。しかし、コンピュータにとってこれらの言葉は、ただの文字の羅列に過ぎません。人間が理解できる言葉をコンピュータが処理するためには、何らかの方法で言葉の意味を理解させる必要があります。そこで登場するのが「トークン」です。トークンとは、自然言語処理という分野において重要な役割を果たす概念で、人間が理解できる言葉をコンピュータが処理しやすい形に変換する際に用いられる、言葉の最小単位を指します。例えば、「今日は良い天気ですね。」という文章を例に考えてみましょう。人間はこの文章を「今日」「は」「良い」「天気」「です」「ね」「。」という7つの単語に分割して理解しますが、コンピュータにとってはただの文字列です。そこで、この文章をトークン化すると、「今日」「は」「良い」「天気」「です」「ね」「。」というように、それぞれの単語がトークンとして認識されます。トークンは、単語以外にも、句読点や記号なども含まれます。さらに、形態素解析という技術を用いることで、「食べました」を「食べ」「まし」「た」のように、より細かい単位に分割することも可能です。このように、トークン化は、コンピュータが自然言語を理解するための最初のステップと言えるでしょう。
